“FOR STOCKISTS EXHIBITION”
昨日、鹿児島の焼酎を造る「大和桜」
若松鉄幹くんのお誘いで、西池袋にある
「自由学園明日館」へ行きました。
うん十年前に、私もこうやって
福岡から東京へ仕入れに、
やってきていたのです。
但し、あの頃は一件一件を廻る
(もちろん今でもそうなトコはそう)
バイヤーとしてのお仕事。
STOCKISTSは….
服はもちろんの事、雑貨、家具、
帽子、カトラリー、シューズ、生地
珈琲に、紅茶、アロマ、食材、
そして先に話したお酒。
生活に必要な一通りが
自由学園明日館の中に、
所狭しと並べられ、展示されています。
もう、向こうから来てくれた状態。
但し、私自身あの頃とは違って
仕入れに来たわけでも、展示している
わけでもないから…
ちょっとした、映画や絵に入り込んだかのよう。
けっこうな、距離感で展示された商品を
見る事が出来た気がします。
で、ふと…..
そう言えばあの頃….
『日常と非日常を行き来する、
ツールを探しに行く…』
みたいな感触で、東京へ仕入れに来ていたな…
と、思い出す。
誤解を呼びそな表現だけど。
別に夢を買うとかという、大げさでも、
毎日の生活に必要な等と、あまりに普通なわけでなく。
そんな事でなく。
毎日を過ごす為の、
そこにない。
ここにない。
何かを…。
そして、熱狂は禁物だった事も。
もちろん、興奮は大事だけど。
まあ、それもこれも主観でございますが。
ふんわりとした。
ぼんやりとした、お話でごめんなさい。
ココ、そんな事もそう思い浮かぶ事無く
様々な作業に日々を暮らして来たから。
『ちょっとした、「点」になった日です。』
じゃーそれが…「目から鱗だった」とか
よし!気合いが入った。
とかでなく。
なかなか、そんな風に思える
日常のイベントには、出会えない。
そう思った。
よ。
FOR STOCKISTS EXHIBITION。
直訳すると。
仕入れ業者の為の展示?
って事ね。
そうね。
柔らかで、芯のある展示が並んでいました。
(私が言うのは僭越ですが)
昨年の映像があります。
これで、STOCKISTSの少しは伝わるかな?
帰り際「自由学園明日館」のCAFEによりました。
珈琲とフルーツケーキが美味しかったよ。