AZUMA全曲解説

本日
正式リリース日を迎えました。
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オメデトウ
アリガトウ
カンパイッ
グビグビグビ・・
プハ~ッ
そこで
アズマ全曲解説。
書きました。
バシくんによる全曲解説
返答しつつも
プロダクション的な事についても
書いてみました。
後、OTOTOY用ボーナストラック
『GO HOME』についても書きました。
ではどぞっ
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1. intro-spelling check
たぶん一番最後に作ったんじゃなかったか?それこそ歌録りも終えてミックス段階に入った時期に作ったと思います。あまり大袈裟にならず、サラッと本編に行けるような。そんな「入り口」が必要だな。と。アルファベットは教則用レコードから一字一字拾っていきました。
2. D.E.S.I.G.N.
ほとんどの曲でフックはバシくんが作ってるのですが、お互いのリズム感が微妙に違うので・・いや、かなり違うのかな?なかなか難しいのですよ。この曲はレコーディングの最初の方に録音したと思うのですが、フック歌いながら「・・全然わかんないや・・。」と、とりあえずなんとかこなしていました。細かい事に時間掛けてらんないくらい、「次っ」「はい次っ」っていうレコーディングでしたから。
3. Get on the bus
はい。その通りです、バシくん。おそらくバシくんは高校生時代のバス通学の情景をリリックにしていると思われますが、ボクはもうちょい大人でそんな高校生を一番後ろのシートから疎ましくも羨ましく、そして懐かしく眺めている。そんな感じ。このビートにどういうリズムで言葉を乗せようかと最初なかなか思いつかなくて、とりあえずバシくんがどう出るか様子みてました。後出しジャンケンですね。
4.morning
たまにこういうギリギリ瀬戸際オフビートが作れます。これ以上行ったら脱輪です。これ以下だったら結構普通です。でも狙って作れないんだよね。狙うとワザとらしくなるから。バシくんは言葉乗せるの難しがってました。ボクは意外にヒョイっと乗せられました。えっへん。しかし、この最後のバシくんが作ったフックもリズムが全然わからなかったです。最近ようやくわかりました。ちなみに元レコードはビート作った直後に割れてしまいました。
5. back in the day
このビートは2小節ループなのですが、アズマとバシくんの小節のカウントの仕方が逆になってて「アレッ?アレッ?リリック着地出来ないっ!」と、バシくんが小パニックになっていたのが印象的でした。最終的にはそれぞれの小節の取り方を尊重する事に。というわけでよく聴くと2人の小節の取り方が違うのが解ります。最後のフックですが、バシくんから最初「アズマさんっ、『ときどきはこうしてバッ!』って歌ってください」と言われて「『バッ!』ってナンだよ・・?」と思いながらも録音して、その後バシくんが録音して「あ~なんだそういう事か・・」と納得しました。・・・いや、このアルバムのレコーディングはちょくちょく互いの説明無しで進んでいくので、後になって「あ~そうかぁ~」という事がやたら多い。
6.かたちのないもの
2009年の4月に大阪のDIGmeOUTcafeでミーティングした時に、バシくんが既に口ずさんでましたね。その時はそれ聴きながら「なんだか童謡みたいなメロディーだな」って思いました。最後のサツキさんのインプロがハマッてます。この曲はアルバムの『裏リード曲』です。・・というか最初はコレがリード候補曲ナンバーワンでした。
7. Tokyo Sky
これはアズマがフックを作りました。・・違いがよくわかりますね。アズマとバシくんの『言葉の力点』の置き方の違いが。やっぱり、なんというか、バシくんの方が『現場感』有るのかな・・。アズマはさしずめ『机上感』か。最初バシくんから「Tokyo Sky」というタイトルを聞いた時、ちょっとだけひるみました。しかし、見かけましたねぇ。意外なところで、つのだ☆ひろ。ははっ。
8. D.I.S.C.O.
曲を作る過程において、どうしてもアルバムの最終型を考えずにはおれないタチなもんで、次の『mirrorball magic』をレコーディング中に「あ~この曲の前にディスコっぽいのあると後々曲並べる時バランス取りやすいな~」と思いバシくんに「ディスコ、ディスコ」と言い続けました。結局タイトルが『D.I.S.C.O.』になってました。リリック面ではアズマがクラブでウダウダくだまいているのに対して、バシくんは少しばかしイイ思いしている。ちくしょ~。
9. mirrorball magic
バシ歌う。地声。裏声。「こんなに歌うんだ、バシくんって」とレコーディングしながら思いました。あんまり予想していなかったので最初はちょっと戸惑いました。これはサツキさんとアズマの歌も含めてかなりの数のトラックを重ねています。バシくんはリリックを書くのも早ければ、レコーディングも早いのですが、この曲だけは珍しくヴァースを何回か書き直しをして録音し直していました。
10. Mic Checkers
最初にバシくんから「マイクチェッカーズというヒーローが、ナンタラカンタラ・・」という曲のテーマを説明されたのですが、よく意味が解らなくてとりあえずバシくんの録り終わり待ちしてました。この曲でバシくんがキュウリが食べれない事を知りました。後、威勢がいいのに「やさしく丁寧ぃ~」なトコロが可笑しいです。そんなこんなでアズマも楽しくリリック書けました。「主に経理を担当ぉ」
11. 夢の中
これは歌っていても眠くなってしまうので、ライヴでやる時ツライです。それにしてもビートとテーマがどんぴしゃですね。最初に「夢の中」というテーマありきでビートを作ったかのようです。最後のバシくんとサツキさんのコンビネーションがカッコイイです。これはサツキさんのアドリブですね・・・グウzzzz・・。
12. 満たそう
2009年4月のミーティングの際、既にバシくんは「ドラムが無ければバケツを叩こう・・」のラインを出してましたね。それがあったからアズマもスッとリリック書けたように思います。・・うん、この曲は熱くなりますね。バシくんの最初のヴァースの出だしから最後のリフレインまで。ぐううって胸わしづかみされます。歌っていても。「だんさんばくさん・・」に関しては・・解るのかなぁ?世代で違うかな。
13. WE DESIGN
この曲は最後に録りました。おそらく2009年9月の代官山UNITでのライヴの次の日ですね。かなり疲れていたはずなんですが、テンションだけは高かった。バシくんがバーッとリリック書いて、バババッと歌録って、サヨナラッと大阪へ帰って行きました。後日、アズマはゆっくりリリック書いて、ゆっくりレコーディングしました。ホントはその日もう一曲、バシくんは書いて録っているのですが、アズマが書いていないのでまだ形になっていません。
補足. OTOTOY配信ボーナストラック.
『GO HOME』
これは最初の方にレコーディングをして、ドキュメンタリー『behind the Design』にもその様子が映っているのですが、結局アルバムからはハズしました。2010年に入ってからのミーティングで決めたのですが、その理由はお互い訊かぬままでした。曲のテーマは「充実した時間を過ごし、そしてそれぞれ家に帰る」というようなモノだったので、アルバムの最後を飾るには相応しかったのですが・・でも、なんとなく「薄かった」のかな?それをお互い感じていた様な気がします。
そして今回ボーナストラック用に引っぱり出して、今一度ビートを入れ替えて復活。
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こんな感じです。
アルバム聴きながら読んでください。
バシくんのと合わせて。
ではでは

2件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    買いました
    HMVに行ったつもりが
    そこはタワレコでした。
    タワレコでもDESIGNコーナーがバッと作られてました。
    さすが福岡バンザイ!!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >>small しょうへいさん
    ありがとうございますっ。
    バンザイ!!
    ・・・。
    しかし、hmvのつもりが
    タワーって・・・オモシロイですねっ。

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