毎年、なにかしらの機材を購入していたのですが、去年2018年に限っては何も買っていないことに気がつきました。
プラグインをいくつか、外付けハードディスクやMacBookのバッテリー等は買いましたが、いわゆる「カタチある、制作に関わる、実際に触って、音が鳴ったり、音が変化したり、音が通っていったりするモノ」を買っていない。なぜだろう。そして「これちょっとまずいかな」とも思います。
30年くらい前にakaiのサンプラーs01を買ってから、中古のmpc60II、中古のs1000、sp1200。mpc2000から2000xl、2500、1000と続いたサンプラー&シーケンサー遍歴。
ここ5年はprotoolsとgeist(今も使ってますよ)で落ち着いています。
boss/rolandのspシリーズも新型出ないし、基本ポン出しマシンとして使っているし。
シンセは自分の頭で想像し得る範囲の音は今持っているもので出せている「気」がしてるし、ソフトシンセもある。
新製品に飛びつかない、関わらない、なんならちょっと避けてしまう。
っていうのはそれはそれで良くないんじゃぁないか。
思考が固まっている(イメージ)んじゃないかしら。
Abletonなんてほとんどの人が(いともたやすく)使っている(ような気がする)わけで、それを挫折するなんて自分でも呆れてしまう。
しかし、それでも何も導入しないのは、作業できているから。不足を感じていない以上、なかなか飛び込まない。ひょっとしたらそこに「変わるチャンス」みたいなものがあるかもしれない。ただそれを根気と時間との天秤にかけてしまう。
でも。
まあ。
ほんとに欲しいのは「新しいアタマ」です。
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