セイカクマギャク

そんな難しいフレーズではないはずなのだけれど
言葉の並びによって
そして認識の仕方によって
うまく言えなくなることがある。
つまり早口言葉のようになる。

今日は歌の録音をしていて
「性格真逆」というフレーズどうも難しい。
これを16分音符で言おうとすると
真逆の『マ』の部分で詰まってしまう。
『マ』がどうしても『ムァ』になってしまう。

そんな時はどうするか?
ひたすら言えるように練習する
というのはもちろんあるけれど
”言葉の意味”をいったん無くしてみる。
というのはよく試してみる。

つまりなにかよくわからないけれど
とにかくセイカクマギャクという
言葉の羅列として存在させるという事だ。
そしてそこから
「セイカ」「クマギャク」
「セイ」「カクマギャク」
という区切りとして認識させるところまでもっていく。
そうすると”言葉の意味”から解放されて
スムーズに言えるようになることもある。
ならないこともある。
それを16分音符で言えば
意味なんて必要ないのだ。
とりあえずは。

とはいえ
まあ何度も録音テイク繰り返していれば
いつか言えるようになるよね。
ふが。

↑写真は『セイカクマギャク』の波形。