古いハードディスク

古いハードディスクを漁っているだけで一日が終わる。
多い時で4台の外付けハードディスクが動いていて
カカカカカッ…ジーコジーコッ
という音が幾つも重なって聞こえてくる。
とても煩い。

そして
『煩い音を出すハードディスク』
イコール
『調子が悪い、もしくはトンデしまったハードディスク』
である。
拾えるデータはあらかた新しいハードディスクへ移し
壊れてどうしようもなくなったものは…ん、まあ、しょうがないや。

たとえ
古いデータを見つけられたとしても
それを開く為のソフトが無かったり対応しきれなかったり
そもそもそれほど重要なモノじゃなかったりして
徒労感は強い。

その結果思うのは
「前へ進もう」
ってことだ。
振り返るんじゃなくて。