男3人ぶらり

サツキさんと朝食を食べて
その後サクライくんに会うため堀江へ。
フルタニさんのお店「digmeout cafe」へ。
フルタニさんは前にタンクギャラリーを
やってたヒトですね。
来年の事なんかを相談しつつ
サクライくんの音楽製作の話を聞く。
さて14時です。
サクライくんと別れ
シンヤスタさんと待ち合わせ。
どうもどうも。
そしてリゴさんも間もなく到着。
どうもどうも。
なんだか照れくさいです。
シンヤスタさんのクルマに乗り込み
さあぁ何処へ行こう。
まづは昨夜声かけてきてくれた
男の子の居るフルカウントへ・・
しかし店の前まできて
どんな顔で入っていけばいいのか
わからない・・
とそのまま通り過ぎていきました。
ゴメンネ
さてクルマはシンヤスタさんの
ナビゲートで新世界へ。
日本橋でクルマを停めて歩く。
かなりディープな街。
まあ、まづは男が3人ってとこで
軽くディープさはクリアしてるけどね。
そして新世界に近づくにつれて
益々ディープ・・かもしんない。
かなりの観光地であるにもかかわらず
洗練する方向にはどうにも移行できない
ドロドロとしたローカルさが染み付いている。
と感じる。
通天閣が見えてくる。
これが憧れの通天閣。
オーロラ輝子の通天閣。
リゴさん曰く「カプセル怪獣みたい・・」
かっこいい。
そして懐かしい。
昭和だ。
通天閣の根元に「王将」の駒の石碑が。
その近くに餃子の王将がある。
シャレですか?
どんどん歩く。
途中スマートボール屋へ。
アズマのやりたいやりたいという我が儘に
付き合ってくれるシンヤスタ&リゴ。
お客さんいっぱい。
おそらくほとんど観光客であろう。
そして皆が夢中になっている
スマートボールというものは
実にのんびりしたゲーム機である。
これは昭和・・というより駄菓子屋感覚。
もしくわ温泉宿感覚。
パチンコの原形なのかなあ。
それともビリヤードとかピンボールの
発展系、もしくわ後退系なのか。
というわけでアズマやってみました
スマートボール。
ピョーンッとバネでボール打って
パチンコのごとくボールは転がり
15や5と書いた穴に入ると
その数のボールがゴロゴロと手元に
転がってくるのである。
・・・。
単純である。
単純過ぎて笑いが止まらない。
これはこのゲームをやってる自分を含めた
状況そのものが可笑しいのである。
男3人でハイになって笑う。
手元のボールが無くなったらゲーム終了。
しかし、そろそろ終わりかなってとこで
15とかの穴にボールが入って
またボールがゴロゴロと手元に。
終わりたいけど終われない。
という状況にまた笑い転げる男3人。
・・・。
やっとこさボールが無くなる。
ホッとする。
店を出て再び歩きだす。
串カツ屋を求めて歩く。
しかし休日のせいもあるのか
どの店の前にも待ってる人がいっぱい。
そのまま歩いていって「ジャンジャン横町」に入る。
立ち呑み屋や串カツ屋と共に
将棋屋に囲碁屋(屋でイイノ?)
が軒を列ねてる。
大勢の初老の男が真剣な顔で打ってる。
笑っているヒトは居ない。
皆、勝負師の顔をしている。
壁には「賭け厳禁」の貼り紙が。
もちろん皆賭けて無いわけはナイ。
対局している人のそばにはそれを
ジッと見ている人がいる。
彼は単なる野次馬ではなく
その人その人の打ち方やクセを研究してるのだ。
次にその人と打つときの作戦を練っているのだ。
・・というような説明を
シンヤスタさんから聞きながら歩く。
こちらは完全なる観光客気分。
さていつまでも客の居ない店を
捜していても串カツにはありつけない
という事に気づき目についた
良さそうな雰囲気の店「てんぐや」へ。
ここでいう「良さそう」とは
それなりに年季が入ってそうという意味。
しばし待ってから3人分スペースが
空いたところに座るように促される。
串カツ屋とはかなりシステマティックな
ものであった。
衣付け担当、揚げ担当、もつ焼担当、
洗い物担当、酒担当、注文受け担当。
といった担当がキチンと決められている。
そして注文受けに「ナニナニください」
といえば「ハイッ3本づつでいいね」
とあくまで向こう主導で事は進む。
素直にうなづく男3人。
まづは生ビールで乾杯。
時間は昼の4時前。
幸せである。
今日は完全なる休日なのだ。
3人同世代(と、ボクは思ってるのだが)
という事もありだんだんと緊張もなくなり
リラックスしていろんな話をする。
ある同じ時期にある同じ音楽を
通ってきたという事により
注釈無しに話は早いのだ。
くだらない話も
くだらなく反応できるのですね。
衣がはずれたタマゴに
これはもはやタマゴにしか過ぎず
と大笑いする3人。
・・くだらないなあ。
さてお腹いっぱいになったので
再び歩きはじめる。
また日本橋まで戻り今度はレコード屋へ。
何軒まわったかなあぁ。
レコード屋、それは泣く子も無口になる場所。
無言でレコード棚をまわる。
久しぶりにこんなにレコードを見た。
しかし今はどこでも試聴が出来るんですね。
いいことイイコト。
外もすっかり夜になって
さあ次は何しよっかという事に。
リゴさんが今夜神戸でDJだという事に
便乗して「神戸行きたい」とアズマ。
というわけで行っちゃったよ神戸。
シンヤスタ号は神戸に向ってまっしぐら。
色気ナシ。
神戸に着いてまづは
リゴさんが絡んでいるという
街の情報ステーション「神戸カフェ」へ。
無料のインターネットカフェだったり
アルバイト情報交換だったり
おもてにDJブースがあったり。
リゴさんの説明をうけながら
あちこち見てまわるが
リゴさんが実際どう絡んでるのかは
聞きそこねました。
と、ここでまたレコード屋へ。
結構老舗の有名店へ。
店内に流れているラジオが
マツムラさんとミカミさんの番組で
集中力はすっかりそっちに取られる。
ついニヤニヤとしてしまう。
そこからまた
そろそろビールだよね
という事でリゴさんに導かれ
おこのみ焼き屋の「花屋敷」へ。
二階の座敷にだらしなく座り
すぐさま生ビール3杯注文。
プハーッ
ウメーッ
このダメな感じが堪らない。
話題はますますくだらなさを増す。
あ、この場合の「くだらない」は
イイ意味でね。ネ。
おこのみ焼きは食べずに
タコやイカなどでビールのジョッキが
どんどん空いていく。
シンヤスタさんとリゴさんの話を
イロイロ聞く。
なかなか普通にイベントとかで
会ってるだけだとなかなか聞けない話。
いい加減酔いまわったところで
今夜リゴさんがDJするクラブへ。
そこでもまたビールを飲む。
途中リゴさんに引き連れられて
違うクラブを覗きにいく。
同じビルに入っているクラブ2軒。
それぞれ1分間だけ覗いて
すぐさま引き返す。
早い・・。
さてリゴさんのDJスタート。
すっかり踊らされてしまった。
かなりツボにはいる。
そういえばリゴさんのDJを
ちゃんと体験したのは初めてだ。
良かった。
感動すらした。
さて1時間のセットが終わったところで
アズマとシンヤスタさんは
リゴさんとお別れして大阪へ帰る。
じゃあまた。
男2人でシンヤスタ家へ向う。
時間は夜中の2時過ぎ。
いくらなんでも
初めてお邪魔するお宅に
この時間に向うというのは
社会人として如何なものか。
と自分自身反省しながらも
車窓から見る太陽の塔に感動する。
かっこいい・・。
さてさて、シンヤスタさん家に
辿りついたのが夜中の3時過ぎ。
そこには奥さんの優しい笑顔が待っていた。
どうもすいません・・。
ありがとうございます・・。
と反省と感謝の想いが入り乱れる中で
差し出された缶ビールは素直に
きっちりと頂いてしまうアズマであった。
ウメーッ
シンヤスタ宅はカッコイイ家でした。
壁が剥がしてあって、
DJブースがあって、
素敵な家具に雑貨があって、
優しい奥さんが居て、
もう寝てて会えなかったけど
カワイイ娘さんが居て。
とても幸福な気分でお泊まりしました。
時間は4時過ぎ。
そろそろ朝である。
おやすみなさい。

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