キッチンの方で小さな女の子が
何かゴトゴトやっている。
コンロに火が入りお湯が湧く音がする。
んっとおココは？
そうだシンヤスタ家だ。
ベッドから素早く起きあがり
すぐさま服を着込む。
しゃんとしなきゃ、しゃんと。
オハヨウゴザイマアス
奥さんに挨拶。
そしてラナちゃんお邪魔してます。
覚えていらっしゃいますか？
アズマです。
決して怪しいものではございませんっ
という事をさりげなく
しかし必死にアピール。
間もなくシンヤスタさんも起床。
昨日あれだけ酒を飲んでいたにも関わらず
不思議とさっぱりとした気分の朝です。
シンヤスタさんのレコード棚を物色。
そして懐かしいビデオを観せてもらう。
あぁぁぁ。
なんだかマツイくんを思い出す。
ヒロもね。
ラナちゃんからちっちゃい花束もらう。
アリガトウゴザイマス
朝食を頂く。
ずうずうしくも
普通の顔してテーブルについている
自分がおかしい。
サンドイッチがとても美味しい。
ああ満腹。
新大阪駅まで
家族皆さんで送って頂くことに。
シンヤスタ号ピュ～ンッ
駅にてお別れです。
どうもお世話になりました。
また来ます。
借りた傘を持つ手をあげる。
サヨナラア
電車で京都へ。
寄り道です。
パークのマユミさんに会いに行く。
ちょっと御無沙汰していたので。
ん？？やせた？マユミさんっ
カフェラテ飲みながらまったり過ごす。
1時間程のまったりタイム後
じゃっという感じで京都駅へ。
新幹線に乗りシンヤスタさんに
借りた本を広げたまま
深い眠りへと落ちる。