5回目の今回は
「Boss/Roland SPシリーズ」編です。
頻繁に使うようになったのは
Boss SP-303からです。
エフェクターが面白いので
2005年の1st『HAND』の制作から
レコーディングで使うようになりました。
ジャンクながら
味わいのあるエフェクト色々。 どんな元音でもフィードバックさせると
結果同じ音になる”テープエコー”。
どうしたって「狙って」音を操れない
グニャグニャデジタルな”ピッチ”。
そして
SP-303 イチオシ(?)のジャンクエフェクト
”ヴァイナルシュミレーター”。
これのコンプの掛かり方が面白くて
ついつい色んなモノを通してしまいます。
S/Nはすっごく悪いけどね。
そして
『Land of Eardrum』では
「ある曲」のミックスダウン時
どうしたらイイのわからなくなった挙げ句
2mixをこのコンプ通しました。
ガッツリね。 後は
SP-303にローファイモードで録音すると
所謂「ビット落とし」の音なんだけど
その「感じ」が良いので
MPCからSP-303に録音
それをまたMPCに戻す・・
といった
E-MU SP-1200の時に
やってた様な事をしばしば。 もちろん
SP-303でビートも作ります。
たまにだけど・・。 そしてライヴですね。
こんな感じで置いてあります・・。
SP-303の話が長くなりましたが
SP-404もリリースされた時に
手に入れました。 使い方はSP-303と同じなんだけど
エフェクターの感じがSP-303の方が
好きだったのでレコーディングでは
あまり必要ないな・・
・・と、思っていた矢先
何気にマイクインにマイクを通して
いろいろエフェクターを弄くってたところ
「!!!」
アノ人が生まれた瞬間です。
彼ら
以来、欠かせなくなってしまいました・・。
このSP-404も一度修理に出したりして
長い事使っていたのですが
つい最近も動かなくなり
修理し・・いや、それなら新しいSP-404sx試してみたい・・。 というわけで
今こんな感じ。 このSP-404sxですが
SP-404の操作性を更にアップさせ
S/Nも良くなってるみたいで
ひょっとしたら
ひょっとしたら・・
ライヴこれでイケるかも・・。
なんて事も思ってしまいます。 『Land of Eardrum』のレコーディングでも
上の写真の様に
SP-404sx~SP-303繋ぎで
いろんなエフェクト掛けてます。 ・・しかしっ
ひとつだけ残念な事がっ!!
”ヴァイナルシュミレーター”のコンプが
無くなっている・・。
これは残しておいて欲しかったなぁぁ・・。 ここまで書いてきて思う事は
面白い機材だよな~・・と。
決して完璧な機材ではないんだけど
触っていてとても楽しい。
その楽しさはMPCとは違う
なんというか・・
・・
「笑っちゃう感じ」なのです。 というわけで
HAND~BRAIN~Eardrum にみる機材変遷
その5「Boss/Roland SPシリーズ」編 。
終わります。