『Over Your Shoulder』制作で使った機材について。
DAWは『Pro Tools』。現在のバージョンは12。
もう10年くらいプロツールスを使っているが、これに関して良いのか悪いのか、特になんとも思わない。ただ慣れているから使っているし、現状不満がない。という事はこれで良い、という事でしょう。
2年前位に一ヶ月ほどAbletonのデモを試したが、結局よくわからないままでおわった・・。根気が無いのか、はなからやる気がないのか。おそらくどこか必要ないもんね、という気持ちがあるからだろう。切羽詰まってたらさすがに使い方を覚えると思う。
ただ『Pro Tools』に関しては、mpcを制作で使うのをストップした事で、MIDIシーケンスもプロツールス上で行うようになった。長年使い慣れたmpcに比べると、ワンタッチツータッチ、回り道をする操作感があるが、単純に「演奏を記録する」という事であれば、それほど問題ではない。
あとはヘタなりにリアルタイムで弾いたものを後でオーディオエディットする事が多い。
mpcの代わりに4年前から使いはじめたFxpansion社の『Geist』。
mpcを制作で使うのをやめた理由は制作環境を「ミニマルにしたかったから」。それだけである。20年近くmpcシリーズを使ってきたが「思い入れ」は特にない。そもそもデジタルサンプラーの音の違いはあまり気にしない。そこにこだわるより機材テーブルは広く使いたい。
ただ、mpcに出来て、『Geist』で出来ない事はいっぱいある。でもそれはそれでなんとかなっている。
続く。