未だ、夏の「SCOF75 LL TOUR」の
続きブログが更新できないままだけど…
今夜、渋谷Uplink Xアップリンクへ
「Brasil Bam Bam Bam」
Gilles Peterson 『ブラジル・バン・バン・バン~
ジャイルス・ピーターソンとパーフェクトビートを探しもとめて~』
をようやく観に行ったお話…。
寝際に軽く?つぶやくつもりで、
twitterやFacebook開くも、
軽く書けない…。
いや、「とにかくよかった」だけでも
全くもってOKなんだけど。
しかも、早い話きっと観てもらったほうが早いにきまってる。
だけど、そこにはジャイルスのドキュメンタリーと平行に
もちろん音楽のコトも含め、今の時代の何かが凝縮されて
いるように感じ、「溢れでる思い」とかではなく
逆に「何」をどう「何」から話して良いものか?
と、脳を様々な言葉や映像、気持ちが交差するけれど
さっぱり言葉に出てこない。
そして、ふっと思ったのです。
アップリンクのあの劇場には確かに、今のBRASILが。
そして、其処にはまさに今の音楽、世界の有り様。
生活、不安、人間の思う今も昔から何も変わらない刹那。
人間の本質と共に、喜怒哀楽を、観ながら感じていたのだな…。
と、心に溜まった言葉を反芻しながら眠ったのでした。
via uplink
オーガニックと言う衣を着た文化の魂から湧き出す音。
魂から響きだすのだから純日本人の私、
いえBRASIL音楽が大好きだと思っていた私なのに…。
「ポルトガル語の壁」あーそうだ。
音をどう理解しようとも滲み出る高揚は、
理解できないんじゃないのだろうか?
次第にスクリーンに入り込めば入り込むほど気恥ずかしささえ、思う中盤。
ジャイルスから、出演者から出る言葉の一つ一つに
今のBRASILへの願いや祈りがありました。
観ている私の心にふと思った、今現実に起こる世界中のコト。
日本のコト。
音楽を通して、観たBRASILの生活は混沌と
漂う中、リズムする人々。
そんなコトも描かれる映画。
ドキュメンタリーとしてのレコーディング風景と
共に、伝えたいジャイルスの想いを感じる。
だけど、しだいに足は静かに動きだし高揚する。
眩い歌声とリズム、映像、そして進むジャイルスの
レコーディングという名のブラジル賛歌。
ジャイルスのエンターティナーぶりはさらに冴え、
今更ながら膝打つ美しいドキュメンタリー映画だったのです。
ネーチャー気分なBRASILの余韻で帰る道。
にしても、少しはポルトガル語がわかれば
きっともっと心の機微さえも理解できたんだろうね。
で、そのジャイルスがレコーディングしていた音源!
すでに6/11に発売されています。
http://www.universal-music.co.jp/gilles-peterson
BRASIL BAM BAM BAM
あっ!それからなんと追加延長上映が決まった様子。
21日までですよ。
「Brasil Bam Bam Bam」
『ブラジル・バン・バン・バン~
ジャイルス・ピーターソンとパーフェクトビートを探しもとめて~』
http://www.uplink.co.jp/movie/2015/39489
(写真は、uplinkに行く前よった奥渋谷の『SPBS』にて)
さて、このブログを読んでくれたみんなは
どんな風に思うかわからないけれど、
言えるのは、音楽を楽しめる限り、
乱れず、フラットに四方を見渡せる
じゃないのか?と、思った翌日のブログでした。
あーえっと、夏のツアーの日記はどこまで
だったんだっけ。
そうだ。『Lus Cafe』
先日、3周年を迎えたね。
からです。
きっと、書くよ。
待っててください。
っと、そうこうしてる間に、
私たちのレコーディングも
順調に進んでいるコトだけは
お知らせしておこう。
素晴らしいパーカッショニストNana Vasconcelos
が元気になるコトも願い…。
アップリンクカウンター奥に設置されています。
酷い出来、手前の緑の鶴さん、サツキ作。
酷くたって大丈夫☝️気持ちね。
ソンゼイラ!!!!